Event Reports

【イベントレポート】Osaka Innovation Hub オープニング記念セミナー 『今起こりつつあるGlobal Innovationとアントレプレナーへの期待』 2013.05.21

( 13年05月21日 ) greeting

IMG_53342013年5月21日、記念すべき大阪イノベーションハブ(以下、OIH)のオープニングイベントとしてお迎えしたのはソーシャルコミュニケーションデバイス「Telepathy One」の開発者でウェアラブル・コンピュータの最先端を走るパイオニア井口尊仁氏(テレパシー株式会社CEO)。
井口氏はまさにOIHが目指すところである新しいものづくりの世界「ネオハードウエア」を体現されており、「Telepathy One」への熱い思いやこれからの展望等、貴重なお話を国内で初めて語っていただきました。

また、日本で初めてのレコメンデーション専門企業シルバーエッグ・テクノロジー(株)の代表取締役社長であり、異国の地で苦難にも決して怯む事のないentrepreneurトーマス・フォーリー氏にもお越しいただき、innovate! osakaのスーパープロデューサーである平石と起業時の苦悩や挫折について対談していただきました。

ご参加いただいた方々は、定員を超え106名。
大阪市都市計画局 理事 吉川 正晃の主催者挨拶、innovate! osakaの平石、宮下によるOIHの紹介に続き、いよいよ井口氏のご登壇です!

講演 『IT×ハードウェアが開くGlobal Innovationの可能性』

テレパシー株式会社 CEO 井口 尊仁 氏

次世代のデバイス“Telepathy”

IMG_5362
ポロシャツにハーフパンツ、スニーカーとまさにシリコンバレースタイルでステージにあがった井口氏。
久しぶりの日本語講演そして、「Telepathy One」について国内で講演するのは今日が初めてということで会場中が期待と熱気に包まれました。

「スティーブ・ジョブズが初めてパーソナルコンピューターをつくり、その後iPhoneやタブレットが世に出てきた。いつでもどこでも操作できるデバイスが出来たが、シリコンバレーでも世界的にもその次のデバイスを作り出せていない。Telepathyが次のデバイスになると確信している!」と井口氏が語ると会場からは歓声が!

コンセプトはWear your love~ Social Communication Device~

「TelepathyのコンセプトはSocial Communication Device。スクリーンのポップアップでお互いの近況がすぐに確認でき、瞬時にライブストリーミングができる。Telepathyを通じて人の感情を気軽に共有できるようにしたい。常にウェアラブルするのであればかなりCoolでないといけない。今の形にも自信はあるが、まだまだTelepathyは進化してく。そのためには「Love」が重要!私達はTelepathyを「Wear your love」と言っている。」

講演(対談形式)『Global Innovationをドライブするテクノロジー』

シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 代表取締役社長 トーマス・フォーリー氏
innovate! osaka スーパープロデューサー 平石 郁生
(株式会社 サンブリッジ グローバルベンチャーズ 代表取締役社長)

Global Innovationをドライブするテクノロジー

DSC01093シルバーエッグ・テクノロジー(株)は、インターネットビジネス業界が全盛期の2000年に華々しくデビュー。
ITバブルが崩壊し事業が苦境に立たされた時期もありましたが、同社代表取締役社長であるトーマス・フォーリー氏は15年間諦めず日本という異国の地で今もなお頑張っています。
苦しい時、自らを支えた一番のモチベーションは「世界を変える」というパッション、「考えるのではなくて、まずは行動(ビジネス)を開始してみることが重要である。」とフォーリー氏は聞き入る我々に語りかけたのでした。

トークセッション『Osaka Innovation Hubへの期待と可能性』

[パネラー]
Team Moff 高萩 昭範氏(ものアプリハッカソン&ビジネスプランDEMO inシリコンバレー出場者)
Team Moff 米坂 元宏氏(ものアプリハッカソン 出場者)
GOB 山口 高弘氏(ものアプリハッカソン・ファシリテイター)
GOB 谷口 正樹氏(ものアプリハッカソン・オーガナイザー)
[モデレータ]
innovate! osaka 高岸 実良(公益財団法人 都市活力研究所 主席研究員)

バイアスをブレイクしろ!!

DSC01137「実在する1人を想い、そこを常に意識する。イノベーションとは最初からマスを狙うのではなく、1人を意識することが大切だと思う。」
GOB山口氏の言葉に、Team Moffの高萩氏は今まで自分の経験を覆すその言葉に衝撃を受けたといいます。
さらに山口氏は、今回のものアプリハッカソンのようにあらゆる分野の人を集めチームを組むことの重要性を説きました。
「異分野の多様性が広がるほど、通常生産性が低くなり空中崩壊する可能性がある。しかしよくマネジメントされれば、逆に生産性がよくなる。」
今期パワーアップし開催されるものアプリハッカソンが楽しみです。


井口氏もフォーリー氏も常に明確な理想やビジョンがあり、信念を曲げず、自分の信じる道を突き進んでこられたことが成功の鍵となったのではないでしょうか。
自分自身の意識の高さ、苦境に屈しない強い心がまさにイノベーションを生み出す原動力となることがイベントを通じ伝わってきました。
交流会で「Telepathy One」を体験された参加者はみな一様に満面の笑みを浮かべていたのが印象的でした。その笑顔はまさに井口氏が理想とする「Wear your love」であり、トークセッショでGOB山口氏が言った「実在する1人を想って創る」を現しているかのようだったのです。
大阪イノベーションハブからも彼らに続く熱いアントレプレナーが輩出されることを目指し、活動スタートです!

(文:三宅 ちさと)

DSC01205


主催:大阪市都市計画局
プログラム

( 13年05月21日 )
PAGE TOP