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【イベントレポート】OIHセミナー W-SHIFT プロジェクト~ 私たちが世界を変える~ 「最高の授業」を世界の果てまで届けよう2013.08.23

( 13年09月27日 ) reports

本プロジェクトは「We Shift, World Shift」の掛け声のもとに、ビジネスを通じて社会的課題を解決し、世界を変えたい、世界で活躍したいという強い志を持った若者を集め、先進的な取組を進める複数人の講師による「セミナー」や先輩起業家等によるメンタリング付の「ワークショップ」を通じて世界を変えるようなビジネスプランを構築するものです。

「途上国の開発課題をビジネスを通して解決したい!」
「先進国に共通する社会的課題をビジネスを通して解決したい!」
そんな志をサポートします!

第1弾として途上国の貧しい学生にも教育の機会を提供しようと活動されている五大陸ドラゴン桜 E-education Projectの税所氏をお招きしご講演いただきました。

グラミン銀行との出会い、そしてバングラディッシュへの旅立ち

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「みなさん、グラミン銀行知っていますか?」の一声から税所氏の講演が始まりました。
グラミン銀行は貧困者や女性をメインにお金を少額で貸す銀行です。創設者のムハマド・ユヌス博士はノーベル平和賞を受賞しました。税所氏はグラミン銀行の存在を知り、その活動実態に衝撃を受け、「自分も社会に貢献したい」との思いから、1ヶ月後にはバングラディッシュに飛び立ち、グラミン銀行でのインターン生活を始めました。

貧困者にも平等な教育機会を提供したい!!起業を決意

税所氏はアジアの最貧国であるバングラディッシュの教育産業が盛んであることを知りました。ただバングラディッシュの東京大学と言われるダッカ大学は、予備校出身者が95%を占めており、予備校の費用を支払えない農村部などの貧困層の子供達の進学は困難でした。「貧困者にも教育機会を提供したい」との思いから、税所氏は大学受験時に予備校で受講したビデオ授業からヒントを得て、いつでも、どこでも、誰でも、何度でも素晴らしい授業を受講できる「e-Education」プロジェクトの立ち上げを決意しました。

問題は常に山積。でも五大陸に教育を届けたい!

プロジェクトは最初から順風満帆ではありませんでした。問題は山積み。生徒集めから教育環境の整備までまったくゼロからのスタートです。税所氏は「社会的問題をビジネスで解決!」することの難しさを改めて感じたそうです。ただe-Educationによって教育が改善され、税所氏の元には感謝の声が届き始めました。税所氏は教育によって絶対に社会を変えることが出来ると信じて、今は世界五大陸での「e-Education」普及に奮闘しています。

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ソーシャルビジネスは難しいと言われています。
ボランティアではありませんので社会的問題を解決しながら、お金を継続的に稼がなければなりません。
税所氏は壁にあたっても自分の信じた道を突き進み、仲間の支えによって乗り越えてこられました。
ソーシャルビジネスには税所氏のようにぶれない「信念」と社会問題を解決したいという「情熱」、そして想いを共有し支えてくれる「仲間」がキーになってくるのではないでしょうか。

(文:三宅 ちさと)


主催:大阪市都市計画局
プログラム

( 13年09月27日 )
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