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OIHセミナー「グローバルキャリアウーマン養成講座 ~国際社会で生きていくための心得」 2013.10.10

( 13年10月25日 ) OIHセミナー「グローバルキャリアウーマン養成講座 ~国際社会で生きていくための心得」 2013.10.10

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我が国経済の成長戦略の中核として「女性の活躍」が取り上げられ、国内外に活躍の場が広がりつつある今、女性自身も社会でのあり方を見つめなおす時期に来ているのではないでしょうか。
本講座では、日・米・英系企業における通算40年のキャリアを持ち、特に英国男性社会で多岐にわたる苦難を乗り越え、営業トップとして数々の賞を受賞したご経験をお持ちのマクドナルド昭子先生を講師に迎え、個々の隠れた個性と能力を発揮し、しなやかで自立した21世紀の日本女性として、国内外を問わず積極的に社会に参加する意義をディスカッションしました。

Peggy Leeの歌う「女とは」は、私たちの応援歌

Peggy Leeの「女とは」を聞いてほしい。どんなに忙しくても、寝る暇がなくても、家事も育児も同時に複数のことをすることができる、素晴らしい存在が女。あなた方もそんな力を持った素晴らしい存在だということをまず思い出してほしい。
今の時代、女性の立場はずいぶん変わってきている。働いていても、家庭に入っていても、いろんな女性がいてもよいが、とにかくどんな立場にあっても「大人の女」になることが大事。男性から受け入れられやすい象徴的な「女性」イメージを演じ、自分自身ではない女性として生きていかなければならない社会は、まだまだ立ち遅れている。これは、それを求める男性だけの問題ではなく、あなた自身がマインドを変えなければならない。あなたの本当の声でしゃべり、本当の視線で見、本当の姿勢で立ち、つまりいつもあなた自身であることがとても大切。

あなたは誰? そしてどんな女性になりたいの?

今のあなたは、過去(period)の積み重ねと現在(process)で構成されている。どんな過去であっても、それはあなたの持ち物であり、あなた自身。変えることも捨てることもできない。でも、その過去をどのように解釈しなおし、現在からどのように未来(progress)につなげていくのか、それはあなた自身が作っていける。まず、自分はどうなりたいのか、それはなぜなのか、自分は何を持っているのか、何を持っていなのか。自分の過去を振り返り、とことん自己分析をする必要がある。そのプロセスでは見たくないものも見え、知りたくないことも知ることになり、目をそむいていた自分自身を知ることは、ある意味恐怖ですらある。でも、怖れを克服すること、つまり何かにぶつかり、はがされ、裸になって恥をかき、それでも這い上がった時に本当の自分となり、自信がつく。
それこそがSelf-Empowerment(自分自身で発動力を持つこと)であり、強みを生かし、弱さを知り、機会をつかみ、そして鍛錬を怠らないことで強くしなやかな自分を作ってほしい。

社会にどうかかわっていくのか?

会社のマネジメント職に占める女性比率は世界平均12%強、日本は0.9%。生活も安定し、学歴も高い日本がなぜだろう? 会社で就労することだけが望ましいとは言わないが、求めている人が社会進出できない本当の理由、障害がなにかはきちんと分析する必要がある。そして、社会を変えたいのなら、まず女性が変わらなければならない。
人生はいつもchoice(選択)。悩み、発見することで強くなる。言い訳、否定的概念、自己防衛と壁は前進の、成長の妨げでしかない。あなたと社会との在りかたを考えるときも同様。日常でも、ライフイベントを迎えるときにも選択は必ず付いてくる。都度、あなたはミクロ(家庭、近所)、マクロ(地域、国際)のどちらにフォーカスして生きるのか、自分はリーダー型なのか、アシスタント型なのか、自立なのか、依存なのか、自分のSWOT分析を、考えるだけでなく、実際に書いてみるといい。だれかがどう思うか、ではなく、自分はどうしたいのか、一人称で考えること。そして、その時点の生き方にフォーカスできたら、それを周りにいる二人称、三人称へ説明し、知ってもらう、理解してもらうことが大事。
理性、知性、感性の3つがそろって人間性となる。社会にいても、家庭に入っても、この3つを磨き、知的で大人なすばらしい女性であってほしい。
Can you change? 今から、今日から変われますか?

交流会の様子 男性社会の中で常に努力を怠らず、奢らず、日本人女性としての誇りを持って自分自身であり続けたマクドナルド氏の話は非常に説得力があり、参加者全員が強く勇気づけられました。交流会の終了時、参加者とひとりひとり力強く握手する姿がとても印象的でした。

(文:大谷 里美)


主催:大阪市都市計画局 運営:innovate!osaka

( 13年10月25日 )
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