Event Reports

【イベントレポート】Innovation Exchange Vol.02 2013.02.06

( 13年02月06日 ) report20130206-001

【アクティブシティフォーラム】街を元気にするテクノロジー
〜うめきたに導入予定のユビキタスププラットフォーム等を活用した新サービス開発に向けて〜

第2回イノベーション・エクスチェンジは、街に導入されるICTプラットフォーム等を活用し、国際競争力のあるサービスや製品等の創出をめざす取り組みとして実施しました。

2013年4月26日に、うめきた先行開発区域プロジェクト「グランフロント大阪」がまちびらきを迎えます。「グランフロント大阪」には、設置予定のデジタルサイネージ端末をスマートフォン等と連携させることにより、街を訪れる人の特性やニーズに合った様々な情報を適切なタイミングで伝えるなどの機能を持つ、ユビキタスプラットフォームが導入されます。

第2回イノベーション・エクスチェンジでは、お集まりいただいた約100名の参加者を前に、ユビキタスプラットフォームや、Androidなどのオープンプラットフォームを活用することで、街でどのようなサービス等が創出できるのか、また、新しい街でどのようなビジネスが期待されているのかについて、講演や企業発表とともに、活発な意見交換が行われました。

まず、特別講演として、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科委員長/環境情報学部 徳田 英幸教授から、3・11の東日本大震災の際の情報提供に関する企業の取組みや、その際に生じた様々な問題点などをご提示いただき、ICTの活用による今後の新しい街づくりはどうあるべきか?という問題提起を経て、国内外でのICTを活用した新たな街づくりの事例について、ご紹介いただきました。

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また、ICTを活用して現状を可視化するだけでなく、今後の需要等を予測して、電力や交通などの都市のシステムの最適化を図るヨーロッパの先進的な取り組みや、ICTを社会に導入するために必要な、ソーシャルイノベーション(制度の改革)と、テクノロジーシェーピング(プライバシー保護やユーザビリティの向上のために技術の形を変えること)について解説いただき、最後に、大阪でICTプラットフォーム活用による街づくりのモデルを創出し、国際展開していくことについての期待を語っていただきました。

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企業発表としては、うめきたのタウンマネジメントを行っている一般社団法人グランフロント大阪TMOより、導入予定のユビキタスプラットフォームを活用して提供されるサービスの概要等についてのご紹介と、ユビキタスプラットフォームを開発している電通国際情報サービス社より、国内外で展開予定の「+fooop!」( http://www.isid.co.jp/news/2013/0116.html )の今後の展望についてご説明いただきました。

「+fooop!」が導入されると、購買行動などのライフログや、天気や街の混雑状況、一緒にいる人との関係性などが取得・分析され、ユーザーごとに最適な情報がタイムリーに届くため、街で過ごす体験がよりアクティブで楽しいものとなり、街の魅力の向上が期待されます。

また、Facebookやtwitterの情報と街の中の行動履歴を関連付け、「人と人」・「街と人」が繋がる機能もあり、このプラットフォームを用いて、街を活性化させる新しいサービスやコンテンツ開発など、様々なビジネスが検討されています。

また、グランフロント大阪に入居される積水ハウス社からは、健康で快適な住まいを実現するための取り組みや、グランフロント大阪の中核施設「ナレッジキャピタル」内の「フューチャーライフショールーム」にて開設される、業界初のオープンイノベーション拠点「SUMUFUMULAB(住ムフムラボ)」( http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/1189750_1381.html )についてご紹介いただき、大阪・うめきたからイノベーティブなビジネスを創出していくことに対する意気込みと期待を語っていただきました。

今回のイノベーションエクスチェンジでは、大学・企業10機関による街で活用できる技術や製品のポスター展示も行っており、会場では、製品のデモンストレーションや技術解説を通じ、活発な意見交換が行われました。

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今回の取組みから、技術発表やポスター展示を行った企業・大学に対して、約40件のマッチングが行われ、そこから共同事業に向けた取り組みなども始まろうとしています。

また、街でのICTプラットフォームの活用については海外からも関心が高く、ともに事業を展開したいというお問い合わせもいただいています。

今後、大阪から、街のICTプラットフォームを活用した先進的でグローバルに展開可能なサービス等の創出に向けて、少人数制の研究会やニーズ抽出、実証実験など、様々な支援に取り組んでまいります。

( 13年02月06日 )
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