Event Reports

【イベントレポート】Innovation Exchange Vol.01 2013.02.04

( 13年02月04日 ) report20130204-001

英国大手ヘルスケアメーカーと共同開発するチャンス!!
~グローバル企業と連携した世界に通用する新製品開発に向けて~

http://www.innovation-osaka.jp/ja/event/000004/

第1回目のイノベーションエクスチェンジでは、グローバルな新製品開発をめざす新たな取組みとして、英国大手メーカーとのオープンイノベーションに取り組みました。

オープンイノベーションとは、自社技術だけでなく、他者が持つ技術やアイデアを組み合わせて、革新的な製品やビジネスモデルを生み出すための取組みやコンセプトのことです。オープンイノベーションの取組みは、開発スピード向上やコスト削減によりイノベーション創出を加速させることができるため、ここ数年、世界的にトレンドとなりつつありますが、企業が求めている技術の情報を公開するということは、技術戦略の手の内を明かすことにもなりかねないというリスクがあります。だからと言って、公開する情報量を絞り込み過ぎてしまうと、良い技術情報が集まらないというジレンマを抱えているので、簡単に見えて実はデリケートな取組みでもあります。

第一回イノベーションエクスチェンジは、オープンイノベーションの考え方に立って、需要側となる企業が、求めている技術、解決をめざす課題についての情報を公開し、それらに対する解決策や今までにない新しい技術をもつ共同開発パートナーを募集する形式で開催しました。グローバルに通用する商品を生み出すためのオープンイノベーションの取組みの第一弾として、今回ご協力いただいたのは、主に、ドラッグストア、スーパー、量販店などで販売される消臭剤、芳香剤、洗剤などの日用雑貨や、風邪薬、のど飴などのパーソナルケア商品を世界中で販売するイギリスの大手企業、レキットベンキーザー社です。同社はオープンイノベーションに積極的に取り組んでいるうえ、世界中に技術発掘部隊を配置し、日頃から商品に使えそうな技術の探索をしており、外部の技術を導入することにとても前向きな企業といえます。

今回のイベントでは、お集まりいただいた130名もの参加者を前に、レキットベンキーザー社においてアジア全体を担当するテクノロジーソーシングアソシエイト西村文晶様から、同社が求めている技術テーマについて、ご説明いただきました。

report20130204-002今後は、今回ご説明いただいた技術テーマを解決する技術や手法について、参加者の方から、指定の様式によりご提案書をいただくという流れになります。

アンケートでは、「提案したい」と答えた方が、37名、「検討する」が51名、という回答が寄せられ、今後の共同開発のためのマッチングとしては、非常に高い反応が得られました。また、参加者のうち、8名は大学・研究機関の関係者であり、研究成果の実用化に前向きな大学・研究機関とのネットワーク構築にも貢献しました。ちなみに、同アンケートの、「提案する側ではなく、自社が技術テーマを提示し、必要な技術を探索したいか?」という質問には、「興味がある」が62名、「興味はあるが、課題がある」が20名という結果になっており、想定どおり、興味を持っている企業や大学・研究機関が多数で、課題については前述のような情報公開や、知的財産の取り扱いが多いようです。

今回の取組みから、レキット社との共同開発、商品化が実現すれば、日本の企業や大学・研究機関が開発した技術が世界200ヶ国で製品化されることになり、特に企業にとっては飛躍的に成長できるチャンスとなります。

次年度以降、他の企業等にも活用していただけるプラットフォームとして、情報の集約や、グローバルなネットワークの充実、支援体制の構築に取り組んでまいります。

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(協力) レキットベンキーザー
https://www.rb.com/jp

( 13年02月04日 )
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