OHC People【起業家紹介】

【スターフードジャパン】家業から独立しフードプロデューサーへ。人材育成や海外展開にも着手。

( 15年12月10日 )

新古 祐子 氏

  • フードプロデューサーとして、食品を開発から販売までトータルサポート。また、優れた地元食材の世界へ向けた周知活動を通して、地域再構築と成長をめざす。
  • 事業立ち上げの経緯について教えてください。
  • 独立前は夫の家業、和歌山の750年続く小さな醤油屋を手伝っていました。最初は店番などの簡単な仕事だと思っていたら、バリバリと営業もすることになってビックリ(笑)。しかし、「お客様のニーズに応え、資料を作って人前で喋る」という営業の仕事は、「子どもがどう伸びるか考え、テキストを作って子どもの前で授業をする」という結婚前にしていた塾講師と似ていることに気づき、どんどんのめりこんでいきました。そして醤油だけにとどまらず、もっと多くの食材に関わりたいと思い、独立を決心したんです。

    この仕事をしていて思うのは、生産者やメーカーは作り手重視で自己満足のケースが多いということ。しかし、お客様が自分でも自覚していないようなニーズに気づくことこそが大切だと私は考えます。そのためにトレンドへの意識は必須ですが、食品関係から情報を得ていては遅いと思うんですよね。そこで私がいつも参考にするのがファッション誌。モデルさんが手にする食品に着目するんですよ。そして次に大事なのは、つくる商品のターゲットを詳細に設定すること。例えば、私が手掛けた「熊野のサンマの干物」は、電車で柿ピーとビールを楽しむ人をターゲットに設定していました。つまり、どんな状況で誰が食べるのか、分かりやすく言えるくらい明確であることがポイントなんです。

  • 今後の展望について教えてください。
  • 日本の食材を世界へ周知すべく、イギリスでのレストラン出店のために目下活動中です!
    それと並行して、新たに増えた京都の拠点や、商品開発の人材育成のために立ち上げた「一般社団法人地域食プロデュース協会」といった、基盤を活かせるような取り組みを考案していきたいと思っています。
  • rikkoro

    ( 15年12月10日 )
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