OHC People【起業家紹介】

【ルカコ】ママが資金5万円で開業。抱っこひも収納カバー「ルカコ」で育児アパレルメーカーに

( 15年12月11日 )

仙田 忍 氏

  • 収納に困る抱っこひもを、スマートに持ち運べる専用カバー「ルカコ」の製造・販売を行う。
  • 事業立ち上げの経緯について教えてください。
  • 自分の子供のために、ネットで海外の抱っこひもを購入したことから始まりました。その製品は確かに便利だったのですが、かさばるのが欠点。そこで、着物を縫っていた祖母の影響で裁縫が好きだったこともあり、カバンのような見た目で、お洒落に持ち運びができる収納カバーを手作りしました。するとそれを見た友人から、「私にも作って!」という声が殺到し、これはビジネスになると考えました。

    でも私自身、育児をしている普通の主婦でしたので、開業資金はたったの5万円でした(笑)。生地を買って一枚ずつ縫いながら、趣味の撮影とパソコンの特技を生かして、ホームページも自分で作成しました。そして、試行錯誤するうちに有名育児雑誌で紹介され、半年で売上100万円を突破することができました。その頃から、一人でできることには限りがあると感じ、ママ雇用を始めました。現在は30名の雇用が生まれました。

    おそらくここまで来られた理由は、商品を1種類に絞り、知名度を早く伸ばせるように商品名と店名を「ルカコ」に統一したことです。もちろん大前提として、商品自体に相当こだわっています。一枚一枚丁寧に縫製し、品質の高さを維持するために厳しい検品をしています。さらに、商品自体は1種類ですが、150の柄から選べることや商品の送料が主婦に優しいというのも喜んでいただけているのかなと思います。

  • 今後の展望について教えてください。
  • 現在商品は1つですが、今後は「これは!」と思えるような、ママが便利に使えるお洒落な商品を見つけて販売したいです。また、私やママが欲しい情報を発信するコンテンツを備えたサイトも作りたいと思っています。ママなら誰もが知っていて、「いつもここで買いたい!」と思ってもらえるような育児アパレルメーカーになりたいですね。

    一方、製品とは直接関係ないのですが、ママ達の雇用の場をもっと増やせるような取り組みをしたいと考えています。というのも、仕事量が急増したため求人をかけたことがあるのですが、その際、当社の時短勤務制やいつでも休みやすい職場環境が受けたのか70人もの応募がありました。私はそのとき、ママの働きやすい環境の少なさを改めて実感しました。そんな状況を少しでも改善するために、ママの雇用につながるような施策を実践していけたらと思っています。

  • rukako
    rukako

    ( 15年12月11日 )
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