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“留める”を究めるとこうなった
~今ある技術から創る新技術~

( 14年01月08日 ) “留める”を究めるとこうなった~今ある技術から創る新技術~

山 DesignStudio 代表 勝山 常男 氏
“技術”に着目し、違う分野、新たな業界へと展開する改革を行い、全く新しい革新的な技術の創出を目指す。“留める”技術を極限まで追求し開発した「Quick Put」は、高い伸縮性・耐水性・摩擦耐性を持ち、水、空気、シリコン以外ならどんな素材にも貼り付け可能な画期的な素材として注目を集めている。
http://www.yama-corp.net/

大阪を盛り上げる、大阪から何かを発信しようとする“仲間”としてOIHと繋がりたい。
また、OIHが海外での起業情報が得られる場になることを期待しています。

日本の、国産の技術に今こそ画期的な活躍の場を! 現在使用している“機能”は舞台が変われば全く違った用途でも使えるかもしれない。この“技術”の効果効能はこの業界ではありふれているが、違う業界では画期的に映るのではないか。多くは知られていないがこの技術はきっと世界で通用する。そんな優れた“技術”を今一度見つめ直し“技術”の再革新をデザインすると共に新たな“規格”を生み出し、人の価値観を豊かにしたい。このような思いで新たな技術をデザインしています。

例えば“留める”という技術。ねじ・クギ・ホットメルト・縫製・ボンド・ボタンなど留めるという技術だけでも数多くの製品が存在します。その全てのメリットを統合して“留める”という技術を極限まで追求し生まれたのが「Quick Put」です。不可能とされてきた繊維に貼り付け洗濯もできる強度を実現し、“貼れる対象”を大きく拡げました。この技術を改善・開発し続け、既存の縫製技術を置き換えること、世界の技術の最高峰である宇宙開発事業への技術提供を目指し、より動き易い宇宙服の開発や人工衛星の補修シートなどをNASAやJAXAに提案・提供することが目標です。

もちろん開発途中で壁にぶち当たる事は往々にしてあります。そんな時心がけているのは、一度今ある概念を捨ててみる事。概念とは製品を製造する為の工程・ルール・ノウハウです。しかしそれらは今ある製品を製造する為のもの。世に無いイノベーティブな製品を生み出すには、既存の技術を構築する上で試行錯誤して積み上げてきた製造工程やそこから生まれ大事にしているルールを意識しつつ、全く違ったアプローチで概念を再構築する事が必要と考えています。時には気難しい町工場の職人さん達とぶつかり喜び合い思案し合いながら…。

資源のない日本から世界へ技術“資源”を輸出したい。グランフロントやハルカスといった魅力的な建物が建ち、新たな事業を応援する団体や空間が増え、私自身も多くの面白い人や会社と出会っています。今、最も勢いを感じるこの大阪から日本にしか無い技術を見直し新たな製品を生産・輸出していきます。

(2013年12月)

( 14年01月08日 )
  • ※ 最初は大阪イノベーションハブが間に入らせていただきますが、最終的にはプレイヤーの判断によりますので、
    必ず連絡がとれるとは限りません。ご了承ください。
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