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こだわりと遊び心のロボット開発、世界に向けての第1歩!

( 14年03月04日 ) img_innovator_hasegawa

長谷川技術開発 代表&ロボットアーティスト 長谷川 尚哉 氏
ロボット製作のためのデバイスからサービスまで幅広く手がける。機械-回路基板-組込ソフト&Windowsアプリの試作品開発、試作支援事業、また、子供から大人を対象にロボット製作の技術支援やwebでの教材提供も行っている。一方、ロボットアートにも力をいれ、今回OHC-G7イベントでは、開発中のシャボン玉ロボットを披露。
http://hase-td.com/

OIHでは、マーケティングや資金調達に関するセミナーなどに参加しています。
今後、世界市場への挑戦をサポートするOIHの支援を受け、ロサンゼルスやシリコンバレーへの事業展開を図りたいと思います。

もっと身近なアート演出を

シャボン玉ロボットを開発する前に、ある会社から依頼を受け、iPadで制御できる噴水ユニット群「Touchable Fountains」を製作しました。赤青緑の噴水で大阪市庁舎前の夜を演出し、大変好評でした。いくつか受賞し、なかでも2011アジアデジタルアート大賞展では、インタラクティブ部門の優秀賞をいただきました。しかし、噴水はプールの設営が難しいため、設置・後片付けがより簡単な製品をと考え、「シャボン玉」に変更したのが開発のきっかけです。

機能性にすぐれたエンターテイメント

結婚式場などで、花吹雪、風船、ハトなどの演出がありますが、後片付けが大変で演出時間も短いです。そこで、この「シャボン玉ロボット」は、携帯性、設置と後片付けのしやすさ、演出時間の長さといった機能性を重視して開発しました。水平360度、上下90度のノズルが付いているのでマルチアングルでシャボン玉が射出できます。さらには、シャボン玉を好きな色にできるようノズルにフルカラーLEDを付けました。

まだまだ改良中

初めて試みた液体の搭載は、場所をとらずコンパクトな反面、苦労の種でもあります。シャボン玉を上下に飛ばそうと枠を45度に傾ければ液がこぼれ、屋内でデモンストレーションを行えば思いのほか床がべとべとになる…。OIHで開催されたリーンローンチパッドというマーケティングの講義を受講してインタビューを実施したのですが、結婚式場をターゲットにすると「ドレスへのシミが気になる」「食べ物への安全が気になる」(「シミになりにくい、口に入れても安全」なシャボン液でもイメージでNG)と、ユーザーと使用シーンを見据えないとビジネスでは難しいことも判ってきました。従来とは違った新しいアート演出をニーズに合わせて改良していくのが、これからの課題です。

夢は空間彩るロボットアートから福祉に役立つロボット制御

今後の展開は、LEDとモーター制御でイベントを演出できる製品づくりを考えています。その次は映画やイベントなどの特殊メイクロボット、さらには演出だけでなく義手義足などリハビリ・福祉系のロボット制御にチャレンジしていきたいです。アートにこだわった新しくユニークな製品で、国内市場だけにとどまらず海外への進出を目指します。

(2014年1月)

( 14年03月04日 )
  • ※ 最初は大阪イノベーションハブが間に入らせていただきますが、最終的にはプレイヤーの判断によりますので、
    必ず連絡がとれるとは限りません。ご了承ください。
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