Innovators

ものづくりとスタイリストをつなげる!

( 14年03月18日 ) img_innovator_hanajima_01

株式会社 空色 代表取締役 中嶋 洋巳 氏
インターネットビジネスの企画・開発・運営を行なう。2013年10月より、ウェブ上のプレスサービス「Stylee (スタイリー) 」をスタートする。「世の中に広めたい商品」と「スタイリスト・雑誌編集部・ライター」をマッチングさせるサービス。現在、約400部の雑誌編集者、200人のスタイリスト、30名のライターと繋がっている。低価格、メディアへの発信力を売りに、新たなプラットフォームを展開する。
http://www.stylee.in

OIHは、商人の町・大阪で、新たな事業に挑戦する方や様々な企業との繋がりを活性化する組織として、とてもありがたい存在です。人や情報の交流、さらには、大企業や自治体によるベンチャーエコシステムとして牽引頂きたいです。弊社も、Osaka Innovation Hubひいては大阪の看板と言ってもらえるような企業を目指します。

広めたい、繋げたい、が原動力

NTT西日本在籍中に全国の様々な展示会を訪問する機会がありました。
優れた商品を持ち、モノづくりに真摯な企業が日本には沢山あります。しかし、メディア関係者に認知されていないため、世の中に情報も商品も届けられていないブランドがその大半を占めていました。対して、良いモノを求めている雑誌編集部やスタイリストといったメディア側も、その探索に多大な労力と時間を取られ、苦慮しているというのです。こうしたミスマッチを解決し、「良いモノをみんなに知って欲しい」という単純とも言える動機が「Stylee」誕生のきっかけでした。熟慮の末、このビジネスモデルに感じたチャンスと社会的意義を信じて、自ら創業することを決意しました。

人と人をつなげる新しい出会いの架け橋に

主にメディアは東京に集中しています。自然と、紙面に取り上げられるのは東京に出店している大きな会社か、都心の生産者に限られてしまいます。反対に、生産者は地方が圧倒的に多いのです。素晴らしいモノを作っているのに、メディアへのアクセスがないというだけで東京への進出まで堪え切れず消えてしまう作り手がどれだけいることでしょう。そういった観点から「地場産業でモノづくり」に拘り、ブランドのポリシーと地方特有の独自性を持った新たなブランドの立ち上げに、一丸となって取り組んで行くことが「Stylee」のミッションです。作り手には、販売や広告など気にせずに、美しい哲学と、良いモノを作ることに集中して欲しい。広告業界には、探すことに労力を払わず、その磨き抜かれた目で、良いものを選び、広めることに集中してほしい。このように、「プロフェッショナルが自分の仕事に集中できる環境を作る」ことを信念としています。

出会いはチャンス

通信業界からアパレル業界への転身だったので、右往左往、暗中模索の日々でした。
「発信されていない価値が眠っている」という確信を持ったものの、今の「Stylee」が出来上がるまでは、Webサービスとしても出来が良いものでなく、力不足ともどかしさを感じることばかりでした。そんな中、企業交流会で中小企業支援とWEB開発を行っている企業家と出会い、意気投合して、現在のモデルへと洗練してまいりました。それから、徐々にプレスルームの貸し出し実績が出はじめ、今では毎日のようにブランドからの感謝や要望の声が寄せられています。今年1月22日から開催された繊研新聞社主催の合同展示会「IFF」オフィシャルガイドブックへ「Stylee」の特集を掲載して頂き、インタビュー形式でブランド様とStylee双方の価値を発信することに成功しました。リース業界、PR業界、Web業界など、各業界のプロでチームが組めたからこそ、実現することが出来た確かな成果だと実感しています。

「ジャパンブランドをアジアへ」

今後の目標は、地場で活躍されているブランドや新たな作家が生み出すブランド、予算やノウハウの問題でプロモーションや販売チャネル開拓に取り組めていないブランドの利益最大化に取り組むことです。また、国内流通を拡大するのみならず、ジャパンブランドとして海外、特にジャパンブランドの訴求力が高いアジアに向けた発信が急務です。アジアではメーカ・メディア・クリエイターのいずれも、量・質が十分ではありません。プロダクト・メディアの育成も、リーダーとしての日本の役割だと考えています。
どれも大役ですが、企業や個人の繋がりが「まるで空のように、遮るものなく広がっていく」という意味の、「空色」という社名に負けない会社にするつもりです。

(2014年3月)

( 14年03月18日 )
  • ※ 最初は大阪イノベーションハブが間に入らせていただきますが、最終的にはプレイヤーの判断によりますので、
    必ず連絡がとれるとは限りません。ご了承ください。
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