出場スタートアップは、8つの社会課題テーマ、または社会課題解決を実現する3つの技術トレンドに沿って、「着目している課題」と「ビジネスによる解決策」についてピッチ(プレゼンテーション)を行い、東日本と西日本エリアから、1組ずつ優勝者を決め、米国で開催される決勝大会に選抜します。
対象
下記の条件を全て満たしているスタートアップ
- 調達額3億円以下
- 売上額3億円以下
- プロトタイプがあること
エントリー方法
※エントリーは終了しました。
スケジュール
7/1 | エントリー期間 | 7/15 | 審査結果の発表 | 7/27 本番 |
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タイムテーブル
大会前日
・オリエンテーション
・米国のインキュベーター・VC「1776」のピッチ・コーチング
大会当日
業界有識者・投資家などから構成されるメンター陣とのメンタリング・セッション
VIP レセプション(ネットワーキング)
パネルディスカッション 「日欧米のスタートアップ・エコシステムと動向について」(TBC)
CHALLENGE CUP JAPAN 2017 開会挨拶
スタートアップによるピッチ(20社程度)
審議 / ネットワーキング
結果発表と閉会
去年の日本代表「Molcure」のお二人の経験談
Molcure CCO
Molcure CTO
Q. なぜエントリーしようと思ったのか?
創業3年を迎えて、今年は役員全員がピッチに出まくると決めていた。自分たちのビジネスモデルや商品がどこまで通用するのか、腕だめしをしようと思った。
Q. 決勝大会に行くまでに準備したことは?
とにかく英語を練習しまくった。エスカレーターや山歩きの最中も、ずっと練習した。英語が苦手だったので、外国人を買収して(笑)、質疑応答にも対応できるレベルまでとことん準備した。
Q. 参加して良かったことは?
残念ながらセミファイナルで負けてしまって、賞金は手にできなかったけれど、たくさんの投資家から声をかけてもらって、現地でミーティングの機会を得ることができた。「本当にやる気があるなら一緒にやろう」という前向きな商談に繋がった。そこで自信を得ることができ、この1年で順調にシリーズBまで進むことができた。
Q. 今年の参加者にメッセージをお願いします
ピッチはあくまでも手段。最終のゴールは「ミーティングの機会を手にすること」。そういう意味では、ニューヨークに行けるチャンスは見逃す手はないと思います。
審査員
平川 敦士(ひらかわ あつし)氏
日本ベンチャーキャピタル株式会社
ベンチャーキャピタリスト
監査法人、外資系戦略コンサルティングファームを経てベンチャーキャピタルへ転身。これまで、財務戦略や M&A を中心に多数の大手企業に対するコンサルティングに従事。現在は、ベンチャーキャピタリストとして新サービスを中心に育成・支援に主眼を置いた投資スタイルで活躍。大手、ベンチャー問わず M&A についての知識、経験、実績が豊富であり、シリコンバレー、アジアのネットワークも多数もつ。税理士資格保有。
フォーリー淳子(フォーリージュンコ)氏
シルバー・エッグ・テクノロジー株式会社
コ・ファウンダー(共同創業者)
33歳で起業。英国IT企業の日本総代理店を立ち上げたあと、売却を経験。1998年に夫のトム・フォーリー氏と IT ベンチャー企業、シルバー・エッグ・テクノロジーを設立。現在、大手 EC サイトを含む多くのサイトに人工知能技術をベースとしたレコメンドサービスを提供している。
松田一敬(まつだいっけい)氏
合同会社 SARR 代表執行社員
2000年に国立大学発ベンチャー第1号(北海道大学)の設立、国立大学発ベンチャー上場第1号(大阪大学)に関与。大学発ベンチャー支援の草分けとして、知財の事業化の実績を積む。2011年、合同会社 SARR 設立し、全国の技術系スタートアップを支援。7年間で、人体通信技術、自閉症治療薬開発、産科遠隔診断、スマートウエアハウス、スケルトンロボット等の支援を行う。現在、ブロックチェーン開発企業であるソラミツ株式会社の会長も務める。慶應義塾大学経済学部卒、INSEAD(フランス)MBA、北海道大学にて医学博士。