03. 大阪で始めた起業家たち

日清食品グループ安藤 百福

日清食品グループ 安藤 百福
インスタントラーメンで新たな食文化を創る 
戦後の闇市のラーメン屋台に並ぶ人々の姿を見て、「家庭で作れるラーメン」の開発に没頭し、1958年、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発売。
1966年、チキンラーメン拡販のため訪問したアメリカで、バイヤーがラーメンを割って紙コップに入れフォークで食べるのを見て着想を得た安藤は、独創的な食品を創ろうと、多くの課題を解決し1971年「カップヌードル」を誕生させ、世界の新しい食文化を創造した。
インスタントラーメンを業界、産業として発展させるため1964年、日本即席食品工業協会を設立、特許や実用新案を公開した。現代のオープンイノベーション戦略に通じる発想であり、自社・業界にとどまらずパッケージや調味料等の新規産業の裾野も広がった。