03. 大阪で始めた起業家たち

株式会社Review代表取締役CEO 藤本 茂夫

株式会社Review 代表取締役CEO 藤本 茂夫
――何をしている会社ですか?
リアルタイムのオフライン情報プラットフォーム「macci(マッチ)」を開発・提供している会社です。“インターネットでは探せない「今」の街中の情報 ”を、どこよりも早く・細かく調査し、データ化してビジネスマップツールとして提供する、というミッションを掲げています。

2019年11月現在、関東・関西圏にて約620人の調査員が、東京23区・大阪市24区全域の全ての道を調査し、建設中の新築物件・駐車場・店頭の求人貼紙・ニューオープン店舗/施設・空地/更地の情報を日々アップデートしています。これらは、不動産業界や広告業界をはじめ、様々なビジネスシーンで企業に活用されています。現在、保有するデータ数は50万件を超えたビッグデータとなっており、今後も幅広くオフライン情報を集め、進化させ、世の中のあらゆるビジネスシーンのインフラとなるべく、事業拡大を進めております。
――あなたのサービス・製品・技術は、どんな課題を解決していますか?
刻一刻と変化する、ネットでは追いつかない“今”の街中の情報を調査/データ化し、あらゆるビジネスシーンにて、営業活動やマーケティングの効率化を叶えるシステム・アプリケーションを開発しています。我々がデータ化している情報は、日々変化を遂げる進捗していく情報のため、現状これらは、各社が自社の社員の労力やコストを費やして探している情報です。

また弊社では、小さなお子様がいらっしゃって就労が難しい主婦層や、シニア層を積極的に雇用し、これらの情報調査業務を行っており、地域の雇用拡大にも努めています。
――なぜ大阪を選んだのですか?
商業・ビジネスにおいても大阪は活気があり、今後の万博開催なども含め発展が見込める地域であることから、大阪にて創業いたしました。
――大阪のスタートアップ・コミュニティについて、どう思いますか?
OIH(大阪イノベーションハブ)や、大阪産業創造館をはじめ、スタートアップのベンチャー企業にとって、支援も厚く、交流の場も多いと感じており、スタートアップエコシステムの環境も整っていると思います。しかしながら、大阪には東京に比べ、エンジニアが圧倒的に少なくCTOを担える人材発掘が困難であることが課題だと感じています。また福岡市のように、ベンチャーやIT企業が、スモールスケールのフィジビリティや実証実験を行政と協業して行える環境があれば更に良いと考えています。
――大阪府・市によるサポートは、あなたのスタートアップにとって、どのように役立ちましたか?
OSAPへの参加、大阪トップランナー認定、産創館の利用を通じ、弊社の事業拡大、資金調達、広報活動などに大変活用させて頂いております。弊社は2023年度に向けてIPOを目指しております為、このような支援は非常に有益だと感じています。
――大阪でお気に入りの場所はどこですか?理由は?
中央区の道頓堀です。元来の活気に加え、昨今はインバウンド需要で商業・ビジネスにおいても非常にアグレッシブな雰囲気があり、大阪を象徴するエリアだと思います。
――大阪でスタートアップの起業を考えている方へアドバイスをお願いします。
大阪府や大阪市によるサポートを積極的に活用されることをお勧めします。ヒト・モノ・カネという組織としてのアセットに苦悩するフェーズでは非常に有益であると感じております。