うめきたピッチ × MEET UP CHUBU連携回
万博出展スタートアップ × うめきたピッチ with 大阪産業局 2025年06月26日(木)

スタートアップと大手・中堅企業による事業連携を数多く生み出してきた、OIH定例ピッチイベント「うめきたピッチ」。
今回は、大阪・関西万博へ出展するスタートアップをPRするため中部経済産業局が主催する「MEET UP CHUBU」と連携し、名古屋で出張開催が決定しました!
名古屋のNAGOYA INNOVATOR’S GARAGEにて、カーボンニュートラルをテーマに、HeCNOS AWARD受賞スタートアップより厳選した5社が登壇します。
本イベントは、オンラインとオフラインのハイブリッド形式にて実施し、イベント終了後、アーカイブ配信も予定しています。
後日、登壇スタートアップとの個別マッチングも予定していますので、社内の関係部署と共有・連携しながらご視聴いただくことで、新たな協業・事業連携の可能性を広げていただけます。
カーボンニュートラル分野のスタートアップとの連携を検討されているみなさまのご参加をお待ちしております!
執行役員CMO 稲木 孝至 氏
日本の森林問題を解決/国産未利用木材を微粉砕してプラスチックを作る
日本の未利用森林資源を微粉砕化する事でバイオマスプラスチック食器を提供します。日本の2/3は森林でその半分は人工林ですが、高度成長期を経て森林従事者が激減したことで人工林は荒廃。国土の約半分はカネを生まない非生産的エリアとなりました。未利用森林資源を活用した弊社のバイオマスプラスチック製品を、都市部のホテルやレストランなどで積極的に利用いただき、森林循環の健全化を図ります。
代表取締役 木下 貴博 氏
捨てられる・埋められる・燃やされるはずだった物から素材を作る
捨てられる・埋められる・燃やされるはずだった物から工業用のシリカや炭素材料を製造しています。現状、食料生産時に同等の質量の農業残渣(ざんさ)や食料残差(ざんさ)が発生していますが、飼料・肥料・熱源として燃焼など、付加価値が低い活用法が殆どで、廃棄物の付加価値化が課題でした。これらを独自製法で品質・コスト・製造量として適正なレベルに達する工業素材に加工し、更に製造時の熱と排気をハウス栽培の熱源とCO2に利用する事でカーボンクレジット化も実現します。
代表取締役 山本 健二 氏
身近な場所から二酸化炭素を回収し、ガラスにカーボンリサイクル
特殊な二酸化炭素吸収剤「レコライム」は空気に触れると二酸化炭素と反応し、ガラスの原料の一部としてカーボンリサイクルする事ができます。このレコライムを搭載した小型のDAC装置は、事務所や店舗、ホテルやレストランなど身近な場所で二酸化炭素を回収。二酸化炭素を回収した使用済みのレコライムを原料の一部として、コップやお皿、記念の盾やオブジェなど様々なガラス製品を作ることが可能です。
CEO & Founder 西川 明秀 氏
「廃棄物から水素生成」で環境とエネルギー課題を同時に解決
BIOTECHWORKS-H2は、リサイクルが難しい有機廃棄物をケミカルリサイクルで有効活用し、持続可能な水素エネルギーを供給する事業を展開しています。環境負荷を最小限に抑えるプロセスと、IoT・AIを活用した「REBORN」プラットフォームにより、全工程の透明性とCO2削減効果を可視化。これにより企業や自治体の脱炭素化と持続可能なエネルギー利用を支援し、循環型社会の実現に貢献します。
代表取締役 中谷 敏也 氏
イネとミドリムシで自給自足する燃料プラントを世界へ
RevoEnergyは、LEDを用いた水耕栽培によって高さ20センチの稲を育成し、その収穫物からミドリムシの培養液を生成しています。この培養液を用いて、ミドリムシを短期間で大量に培養し、そこから油脂を抽出することで、バイオディーゼル燃料(HVO)を製造しています。この一連のプロセスを自給自足型のプラントとして構築し、運送事業者の敷地内に設置することで、燃料費の削減とともに、環境面における社会課題の解決をめざしています。 現在は大阪府箕面市において、実証プラントの建設を進めており、将来的な商用化に向けて、センサー類など各種機器を活用し、プロセスの完全自動化を実現することをめざしています。
スタートアップ支援事務局
(公益財団法人大阪産業局)
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