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イベントレポート

【2018年11月27日開催】産学連携テックミーティング  研究開発型ベンチャーのための公的資金活用セミナー

ミニ講演の様子 発表者 スリープウェル株式会社 取締役企画開発部長 柏木香保里氏

開催概要

OIHでは、昨年度より産学連携に係る業務に注力しており、各種公募説明会を実施して参りましたが、ファンド金額が、数千万~数億のものが多く、ベンチャーには、ハードルが高いイメージがありました。 そこで、今回のイベントでは、ベンチャー企業でも参画できそうな300万~500万円程度の、ギャップファンド的な公的資金にフォーカスした「公的資金活用セミナー」を企画しました。 冒頭のミニ講演では、公的資金を継続的に獲得しながら、事業を進めておられる、スリープウェル株式会社の事例を、取締役 企画開発部長 柏木香保里様にお話し頂き、公的資金を獲得するには、不採択にもめげず、何度も挑戦することが重要といったお話をされました。 その後は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の松永淳様より、ビジネスプランをブラッシュアップするTCP、PoC取得と起業支援を行うNEPについて、科学技術振興機構(JST)の平原良広様からは、A-STEPの機能検証フェーズと、社会還元加速プログラムSCOREについて、近畿総合通信局(総務省)の雲林院英士様より、I-challengeと、戦略的情報通信研究開発推進事業SCOPEについての概要説明を発表いただきました。 その後は、上記、3名様をパネラーとしたパネルディスカッションを、ファシリテータに、奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構URAの西澤真裕様を迎え、公的資金獲得のための注意点や、申請書の書き方、大学や研究機関との連携の重要性など、深堀した議論を展開していただきました。
NEDO 松永淳氏の発表
JST 平原良広氏の発表
近畿総合通信局 雲林院英士氏の発表
大阪市経済戦略局 楠田係長の発表
パネルディスカッションの様子

メッセージ

今回のセミナー参加者の多くは、これまで公的資金を活用したことがない、中小企業やベンチャーの方を中心に50名ほどお越しいただき、関心の強さを実感しました。 終了後のアンケート調査では、公的資金獲得に挑戦したい、検討したいといったお声も聞かれました。 大阪市でも、「イノベーション創出支援補助金」という補助事業を行っていますので、是非、チャレンジしてみてください。

主催者紹介

大阪イノベーションハブ(OIH)
OIH(大阪イノベーションハブ)は、大阪市経済戦略局が「大阪から世界へ」をテーマに運営する、ビジネス創出支援拠点です。
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