OIHスタートアップアクセラレーションプログラム

第20期プログラム参加スタートアップ企業
一覧(2025年12月~2026年3月)

カワテック株式会社
カワテック株式会社
株式会社Surg storage
株式会社Surg storage
株式会社KNiT
株式会社KNiT
mappin株式会社
mappin株式会社
株式会社miraii
株式会社miraii
株式会社MEMORY LAB
株式会社MEMORY LAB

スタートアップ詳細

Alvaro Rios Poveda
カワテック株式会社 代表者 Alvaro Rios Poveda
(所在地:大阪府大阪市 設立:2022年12月)

RYO – Bionic Intelligence for Human Empowerment(人間能力を拡張するバイオニックインテリジェンス)

Kawatekは、人間の能力を回復・拡張するための先進的なバイオニクス技術を開発しています。主力製品である**「RYO」は、筋電および神経信号をAI(人工知能)で解析し、自然で精密かつ直感的な制御を実現する知能型バイオニックハンドです。従来の義手とは異なり、RYOはユーザーから学習し、適応アルゴリズムによって身体の一部のように自然に統合**されていきます。

さらに、接触や圧力を感じ取る感覚フィードバックシステムを搭載しており、長時間使用による身体的・精神的ストレスを軽減します。人間工学に基づいたデザインと継続的な学習機能により、RYOは最小限のトレーニング時間で使用でき、より自然で快適かつ効率的な体験を提供します。

また、その高い強度・耐久性・巧緻性により、RYOバイオニックハンドおよび当社のロボティクス開発は、ヒューマノイドや産業用ロボットにも活用されています。これらは、精度・力・感度を兼ね備えたシステムが求められる急成長中のグローバル市場に対応するものです。 Kawatekは、高度でかつ誰もが利用できる義手技術へのアクセス格差を解消し、自立を取り戻すだけでなく、人間の可能性を回復の先へと押し広げることを目指しています。— 人をより強く、よりしなやかに、より自立した存在へ。

足村 紀彦
株式会社Surg storage CSO 足村 紀彦
(所在地:千葉県柏市 設立:2020年7月)

医療データの未来を支える──日本発、世界基準の手術動画データ基盤

Surg Storage(サージストレージ)は、医療機関で日々生まれる手術動画や臨床データを、安全かつ高品質な形で整理・利活用できるようにする、国立がん研究センター発の医療データ基盤サービスです。国内140以上の病院と協力し、7,000件を超える実手術データを取得。データはすべて、患者同意取得・匿名化処理・倫理審査を経て収集され、国際基準にも対応しています。
ばらばらな形式の医療映像を構造化し、AI学習に適したフォーマットに加工。医療AIスタートアップや医療機器メーカー、研究機関など、多くのパートナーが新しい診断支援技術や治療最適化の研究に活用しています。

Surg Storage は、医療現場で眠るデータを未来の医療を創る力へと変換することを目指しています。日本発の高品質医療データを世界へ届けることで、安全で信頼性の高い医療イノベーションの実現に貢献します。

窪内 将隆
株式会社KNiT 代表取締役 窪内 将隆
(所在地:大阪府大阪市 設立:2023年12月)

未知の因果関係を画像解析で明らかにするサービス「GeXeL(ジクセル)」

GeXeLは、AI画像解析(インスタンスセグメンテーション)を活用して、研究や食品、毛髪キューティクルなどの画像を高精度に数値化するクラウドサービスです。従来は熟練者の手作業や主観に依存していた画像解析を、自動化・標準化することができます。画像の形状・サイズ・分布などを数値化することで、品質管理の自動化/客観化だけでなく、実験条件の最適化による研究開発の加速や、製造条件の改善による歩留まり向上といった、インフォマティクスに画像を活用することができます。
この技術を応用し、農作物の葉を数値化することで収穫量や栄養状態を予測する、日常のヘアカットで髪のダメージやつやを診断するなど、画像と因果関係を紐づけることで新たな価値を生み出していきます。GeXeLは化学・ヘルスケア・食品分野など幅広い用途に対応し、次世代の画像解析プラットフォームを目指します。

吉元 台
mappin株式会社 代表取締役 吉元 台
(所在地:大阪府大阪市 設立:2021年11月)

医療機関の在庫情報から物流全体を最適化する、医療物流インフラの構築

「医療現場の善意を、構造で守る」をミッションに掲げ、医療物流のインフラ構築を目指しています。
主要サービスは、医療機関向けの在庫管理・自動発注SaaSである「pitto」です 。従来の医療現場におけるアナログな管理(FAXや紙の帳票)や属人的な発注作業に対し、pittoはQRコードを読み取るだけで在庫を可視化し、複数の取引先へ自動発注を実現しています。
さらに、pittoで蓄積した購買データを基盤とし、医療物流のプラットフォーム化を目指しています。その一歩目として、医療資材卸業者向けの受注管理システム「pitto hub」を展開中。次に医療資材の保管・配送を担うマーケットプレイス事業である「pitto brain」を構築する計画です。pitto brainでは、RFID技術を活用し、現場が意識することなく自動的に物品が補充される「無人かつ自律的な業務代替構造」の実現を目指しています。

福田 紘也
株式会社miraii 代表取締役 福田 紘也
(所在地:東京都中央区 設立:2018年11月)

α世代と企業をつなぐ共創プラットフォーム「みらいいパーク」

「みらいいパーク」はα世代と企業をつなぐ共創プラットフォームです。
「みらいいパーク」では小学生をはじめとしたα世代の子どもたちが、50以上の職業についておしごとを擬似体験できるゲームや職業になりきってアウトプットするコンテストに参加することができます。
また、α世代向けに開発した職業タイプ診断では自分の可能性をひろげる職業を知ることができます。
α世代の子どもたちは、「みらいいパーク」の利用を通じて、企業の課題を解決する共創プロジェクトに参加することができます。
共創プロジェクトの種類としては、α世代向けの商品やサービスに関する調査プロジェクトや企業ブランディングにつながるおしごと体験ゲームの改善案を出すプロジェクトがあります。
私たちは「みらいいパーク」により、α世代に社会とのつながりを提供し、企業にはα世代との共創を通じた課題解決の機会を提供します。

畑瀬 研斗
株式会社MEMORY LAB 代表取締役 畑瀬 研斗
(所在地:東京都渋谷区 設立:2021年7月)

企業の新規事業・研究開発を加速するインテリジェンスサービス『Memory AI』

株式会社MEMORY LABは、「科学の叡智を社会へ」をミッションに掲げ、研究開発における情報活用と意思決定の在り方に変革をもたらす、知のインフラの実現に挑戦しています。
私たちは、世界の研究開発が抱える「情報の断片化」という課題に対し、論文、特許、市場データ、社内ナレッジなど、膨大な技術知を独自のAI基盤で統合・構造化。通常半年〜1年以上かかる調査を最短1週間に短縮するなど、R&Dにおける探索と判断のスピードを飛躍的に向上させてきました。
私たちが目指すのは、最先端の技術と産業が結びつき、50年先の未来が10年で実現される世界です。
民間企業、大学、国立研究機関と連携し、グローバルな社会課題の解決に向けて、挑戦を続けていきます。

ページトップへ戻る